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日 時 |
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2013年10月18日(金)午後6時30分〜8時30分 |
場 所 |
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ヒューリックカンファレンス浅草 |
講 師 |
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八杉淳一氏(UCDA 協会理事・事務局長 |
出席者 |
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OAC 会員社デザイナー、コピーライター、プロデューサー他43名 |
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村上部会長の司会でセミナーは始まった。
講師の八杉氏より自己紹介とUCDA協会のミッション、活動内容、組織概要などの紹介があった。現在はユニバーサルデザインの普及によりモノと人の関係が徐々に改善されてきているが、情報についてはまだまだ理解しにくいデザイン等が多く、「理解しやすい情報をデザインする」ことが品質保証になってくる。そしてUCDA は産・学・生の集合知によって社会に貢献していくとの話があった。
その後は実例を挙げ、改善前と改善後のデザインを比較しながら話が進んだ。
特に高松市役所の取り組みについて詳しく報告があり、非常に説得力のある話であった。
実例は保険会社の取り組み、年金機構の取り組みなど主に文字の細かい文字の量や言い回しの解りにくさを解決する部分と、パンフレットの表紙など見る人にスムーズに情報を伝えるデザインに関する部分と両方の話があった。
UCDAの認証制度についても説明があり、解りやすさを数値化するという画期的な品質保証制度として興味を誘った。
全体としては豊富な実例でかなり解りやすい内容であった。
アンケートにおいても「とても有意義」という受講者が69%、「有意義であった」が22%との回答で91%が有意義との事であった。UCDAワークショップについても58%(特にデザイナー)が参加したいという回答であった。
主なコメント
・数値的な尺度が良かった。
・普段目にしているものが計算されて作成されている事が驚きだった。
・記入不備率の低下をETA を使って改善する点。「なるほど」と気づいた点が多かった。
・数値化されたわかりやすい基準とともにお話しされたので実務に反映できると思います。
・分析した客観的な点からデザインを評価できる事を知る事ができ今後に役立つと思う。
・実務にすぐに活用できるスキルの紹介等があるとさらに良かった。
・もっと聞きたかった。改善された具体例をもっと知りたい。
・まさに印刷会社グループの制作会社なので、この話をクリエーターではなく営業に聞かせたかったと思うのと、聞いたときの反応を想像して若干ブルーになりました。
・機会の損失という事が改めてわかりました。UD とは色弱や体的に弱い人だけでなく普通にも必要だと感じました。
・UCDAフォントは視認性、可読性には優れているが決して美しいとは思えない。従ってパンフレットの表現は言い過ぎかと思います。 |
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