第3回 想いを伝える
カードデザイン大賞

  • 第3回想いを伝えるカード大賞

    4月1日「我が家の食卓の思い出」勝森 彩香さん

    届けたいメッセージ
    就職したことをきかっけに、明るくて元気な両親への感謝を伝えたくて制作しました。
    思い返せば我が家ならではのごはんがたくさんあり、お父さんのつくるたまごドッグや、謎の料理名「お肉ぴゃーぴゃー」など、私の胃の中は思い出でいっぱいです。
    いつも照れくさくてなかなか言えない感謝の気持ちを少し角度を変えた、想いを伝えるカードです。

    選考理由
    家族の食卓。どんな家庭でも、楽しく食べたいですよね。この作品には、その家族が楽しく食卓を囲んでいる姿が浮んで来ます。「今日はお肉ぴゃーぴゃーでいい?」と聞くお母さん。その家族だけで通る言葉ですね。「今日は何鍋にする?」とお父さん、それに対して「鍋は決まりかい!」とツッコム娘。思い出でいっぱいの胃袋には、お父さん、お母さんのスパイスが効いているんでしょうね。素敵な家族に乾杯です!

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  • 阿部広太郎 賞(審査員賞)

    12月17日「愛情」延 紗英子さん

    届けたいメッセージ
    14年間、プロを目指してきたバレエをやめました。このカードは、最後の発表会でお世話になった先生へ、感謝の気持ちを贈ります。先生は情の深い方で、バレエ以外のこともたくさん教えてくれました。完全に趣味としてですが、いまではまたバレエを再開しています。

    選考理由
    相手の手元にカードが届く。込めた想いが読まれる。そこに感情が生まれる、分かち合う。僕はカードが好きだ。全部のカードを読ませていただいた上で、じっと考えて、真っ先に思い出したカードを選びました。赤の他人の僕まで想像してしまった、そのドラマチックな一瞬。カードがあることで、心に焼き付く、この先もずっと忘れない。延紗英子さん、おめでとうございます。というより、読ませていただき、ありがとうざいました。

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  • 白本由佳 賞(審査員賞)

    10月1日「おじいちゃんの命日」小林 亜実さん

    届けたいメッセージ
    私が7歳の頃に亡くなった母方のおじいちゃんへのお手紙です。おじいちゃんは絵を描くことと、山の動植物が好きで、母からどんな話を聞いても素敵な人でした。いつの間にか尊敬と憧れの存在になっていました。心の支えであるおじいちゃんへ、感謝と大好きな想いを伝えたいと思い、今回このグリーティングカードを製作しました。

    選考理由
    小林さんの作品は丁寧な文字とイラストで描かれており、とても心温まる作品でした。
    茶色のペンで描かれた繊細なタッチのイラストは小林さんとおじいさんの素敵な思い出をイメージすることができ、またおじいさんの人柄までも感じられるようでした。
    絵のまわりに描かれた植物や動物もおじいさんのすきだったものとのことで、その点も上手にまとめられていると思います。シンプルなカードですが、思いの詰まった素敵なカードでした。

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  • ナカムラケンタ 賞(審査員賞)

    敬老の日「思い出」城崎 こよみさん

    届けたいメッセージ
    子どもの時から、たくさんの時間を過ごした祖父・祖母の家での思い出を形にして糸でつなぎました。
    日頃なかなか口で言えない感謝の気持ちがこの手紙で伝わるとうれしいです。

    選考理由
    祖父母の家の思い出と感謝の気持ちが詰まったカードです。カードや手紙というのは、思いとともに仕舞い込んでしまうことが多いもの。ふとしたタイミングでまた開いて思い出すこともとても素敵なことですが、このカードはきっと居間か寝室か、どこかに飾られそうです。そして風に揺られながら、残っていくことがあるんじゃないかと想像しました。切り絵を丁寧に張り合わせたところも、自分がもらったら嬉しいだろうなと思いました。

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  • KOSE賞(協賛企業賞)

    息子がひとり暮らしを始めた3月下旬「たびだち おめでとう記念日」いけの よしこさん

    届けたいメッセージ
    生まれてから25年間、いろいろな家族の思い出があります。小さく無条件にかわいい時、反抗期の時は家族でとことん話し合いましたね。そして学校をやっと卒業し、就職とともに、ひとり暮らしを始めたあなた。
    少し寂しかったけど、ずっと自分の夢を追いかけて欲しいです。ずっと応援しています。

    選考理由
    「たびだち おめでとう記念日」と、子供が1人暮らしを始めた日を記念日とされたことが素敵だと感じました。また、それぞれのシーンが写真ではなく絵で表現されていることから、ご本人の目にどのようにお子さんが映っていたのかが分かり、微妙な表情の違いにも目が惹かれました。親から見て印象に残っている子供の成長は、このように本当に日常的なワンシーンが多く、日々の幸せを大切にしていかなければならないなと改めて教えていただいた作品です。

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  • クリンスイ賞(協賛企業賞)

    10月12日「海が大好きな友達へ」勝森 彩香さん

    届けたいメッセージ
    沖縄の大学へ通っていた時の音楽と海が大好きな友達へのバースデーメッセージ。東京に就職して離ればなれになったけど、今でも沖縄の海と友達が恋しいです。海の中でダイビングしながら音楽を奏でる私たちをつくってみました。仲の良い3人でダイビングへ一緒に行く約束、今でも諦めていないからね。

    選考理由
    受賞おめでとうございます。3人いっしょに、また沖縄の海に潜りたいという溢れる想いが、海の底まで続く立体的なデザインから感じられました。丁寧に作られた豊かな海と、楽しく潜る3人の姿。螺旋は音楽を奏でるようでもあり。楽しかったあの日を思い出す、素敵なバースデーカードだと思います。水に関わる企業として、1票を入れさせていただきました。3人で、また沖縄の海でダイビングを楽しめる日を願っております。

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  • Looopでんき賞(協賛企業賞)

    8月5日「またね」岡部 はなさん

    届けたいメッセージ
    タヒチに住むフランス人の留学生へ。
    記念日は彼女が来日した日。たったの1年間だったけれど、彼女と過ごした時間は新鮮で楽しくて面白くて・・・。
    なかなか会えるわけではないからこそ、手紙で思い出をつくりたい。いつかまた会える日を楽しみにしながら・・・

    選考理由
    かつて、海外にペンフレンドを持つことが流行った時代がありました。お互いの顔も知らずに、何十年もの間、文通というかたちだけでコミュニケーションを取っていて、その後、初めて顔を合わせるという実話も映画化されたこともありました。そして、ネット社会となった今。ペンフレンドはメル友という言葉に姿を変え、SNS上で共通の関心を持った海外の人たちとも簡単に出会えるようになりました。普段はメールでのやり取りが主体であっても、紙というツールを使って気持ちを伝えることは、また別の意味合いを持ったコミュニケーションになると思います。それが、遠く離れた海外からということになりますと、その意味合いはより深くなるのでは無いでしょうか。そういった観点から、本作品を選考させていただきました。

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  • OAC特別賞

    2020年3月31日「保育園の先生に
    感謝の気持ちを込めて」片岡 暁子さん

    届けたいメッセージ
    息子が10ヵ月から通っている小規模保育園(0歳~2歳 まで)のひまわり保育園(仮称)を2020年3月31日に卒園します。
    感謝の気持ちを込めてメッセージカードを作りました。先生一人ひとりへのメッセージは花びらにしたためました。

    選考理由
    子どもが、初めてお世話になる社会が保育園かもしれません。初めて授かった命なら、お母さんも新人。体力的にも精神的にも全てが初めての体験。そんなお母さんにとって保育園は、子どもとともに成長する場所なのかもしれませんね。先生一人ひとりへのコメントで、その様子が伺えます。
    また、作品はデザイン的にも明るく先生方への感謝の言葉も気分良く届きそうです。

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